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【#青春18きっぷ旅】1日目 震災10年目の東北を見る

まったくガジェットや音響と関係のない内容で恐縮ですが、今回は5日間連続で18きっぷを使い本州をほぼ一周する、という旅行の第一回目。
転職をすることになりお休みの期間ができたので18きっぷを買い旅行することにしました。
※途中記載の時刻は新松戸以外、到着時刻です。

出発

新松戸 5:15(発)

朝の4:30、自宅の最寄り駅ではないのですが諸事情により、今回の旅のスタートはここ、千葉県の新松戸駅です。

2020年春のダイヤ改正で常磐線が仙台まで全通したので、そこを通り旅を進めます。

乗換#1

柏 5:23


柏駅で各駅停車から本線に乗り換えます。青い帯の列車 E531系です。
早速課金をしてグリーン車に乗ります。水戸駅まで券を購入。

乗換#2

水戸 6:58


この列車は勝田どまりのため水戸でいわき行に乗り換えます。

乗換#3

いわき 8:35



ここで神奈川県からの同行者と合流。日程の都合で特急を利用し後追いです。
ここから原発事故の影響で不通になっていた区間。いったん大野駅で途中下車します。

途中下車

大野 10:18




帰宅困難区域の解除に伴い大熊町を少しだけ歩きました。
バリケードがありとあらゆるところにあり、立ち入りが可能なエリアでも道を一本入ると「強制的に時間を止められている空間」としか表現しようのない空間が広がっています。


次の列車は13:05発。

乗換#4

原ノ町 13:36


乗換に30分くらい余裕がありました。5両の列車が2両になったため座席は埋まっている感じ。しかし、18きっぷガチ勢的にはおそらく1本前の電車で原ノ町に到着しているものと思います。

乗換#5

仙台 15:12


今日の目的地は気仙沼なのでそのまま北に抜けてもいいのですが、せっかくなので海沿いを通ります。ここから仙石線で石巻へ。仙石線といっても今回乗車したのは「仙石東北ライン」の緑快速。なんと仙石線を名乗っておきながら、最初の区間は東北線を走り途中から仙石線に鞍替えするキワモノ。さらに、東北線と仙石線の途中区間0.3kmのみが非電化区間であるがためにわざわざ全線がディーゼルで運行されています。今日乗った中で一番のキワモノ。

乗換#6

石巻 16:14


ここから石巻線を経由し前谷地までむかいます。

乗換#7

前谷地 16:47


仙石線の少なくなってしまった鉄道区間。これも2020年11月で廃止が決定しました。

乗換#8

柳津 17:19


人生で初めてBRTに乗ります。


BRTは柳津から志津川手前まで専用路を走行しますがそこから一般道を走ります。
トンネルの直前などには感応式信号機が設置されていて閉塞を行っています。さらに対向車が接近するとアラームが鳴る仕様です。1台分の幅しかないので退避設備が様々なところに用意されています。
陸前戸倉駅の周辺から海が見えます。高台移転の工事が進められていますが、津波で被災したホテルと思われる建物が残っていたりと、傷跡が残っています。
そこから先も頻繁に専用路と一般道が切り替わり約2時間かけて気仙沼へ向かいます。


途中で南気仙沼駅で下車し、海鮮定食をいただきました。

徒歩で不動の沢まで移動し、気仙沼へ。

到着 20:30


===

明日は、ここから大船渡線を使い日本海側に抜ける予定です。

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