先日まで旅行に行っており内容もそちらによっていたのですが、このブログの本題に戻り中華製品のレビュー記事です。
前々から気になっていた中華ヘッドホンを購入したのでそれを試します。
今回購入したのはAmazonで売られている開放型ヘッドホンのSuperlux HD681Fという機種。
2020年3月現在2980円。かなり格安感があります。
この機種は兄弟機が他に2種類あり、周波数特性によってラインナップ分けされているようです。
HD681は「非常に深い低帯域」・HD681Bは「素晴らしくバランスの取れたキャラクターとパワフルな低音」、HD681Fは「広くフラットな周波数特性」だそうです。
HD681Bのほうが型番的には重低音モデルっぽいですが、リード文的には無印の方が低域が強そうです。全部買って試せないことはない値段ですが他のものが買えそうなので、今回はパス…。一応周波数特性グラフがAmazonのページに乗っており、681Fは他のモデルと比べ、100Hz-3KHzが平坦で100Hzより下はなだらかにローカットが入っているようです。どの機種も4KHz以上の高域がそこそこに波を打っています。グラフだけ見ると若干ハイよりかもしれません。
ヘッドホンには大きく分けて、開放型と密閉型があります。
密閉型はドライバーの後ろ側に隙間がなく、構造上低音域が強いのが特徴です。
僕がメインで使っているヘッドホンのSONY MDR-7506という機種は密閉型です。
一方の開放型はドライバー後ろに隙間があるため、音抜けがいい反面音漏れしやすいという特徴があります。有名所にはAKG K240やSENNHITHERのHD650などがあります。今回購入したHD681Fもこちらのタイプです。
外観
ケーブルもどこかチープ感が否めません。まぁ、問題は音なので…。
スペックなど
ドライバーサイズは50mmということでかなり大きめです。MDR-7506は40mmなのでそれよりも1cm大きいです。
能率は98db SPL/mWとなっていますが、測定条件がわからない上、密閉型と単純比較できるものなのか、かなり疑問です。後ろが開いている以上はどうやっても密閉型より音量は稼ぎにくいはずです。
再生可能周波数が10Hz-30KHzということで、かなり広めに取られている印象です。パクリ元であろうK240は15Hz-25KHzですから、それよりも広いということになります。
最大入力が300mWですが、よほどのことがない限り飛ばないでしょう…。7506は1000mWまで行けるみたいですけど、ヘッドホンよりも先に耳が飛びます。
インピーダンスが32Ω。スマートフォンで鳴らせるのか気になります。
実際に出音
まずPCにつないで出音。今回はDell Inspiron 14を使用しました。
開放型らしいヌケの良い音ではあるのですが低音が想定通りスカスカで、シンセベルやチャイムの帯域4KHz~12KHZくらい?が痛いです。
ただ、そのスカスカ感が空間系の音と愛称が良いですね。残像感とかの表現はうまいんでないかと思います。
低域は昔個人的に試したNS-10Mのモジュレーションを聴いている感じ。紙っぽいとでも言うのでしょうか。応答は早いが腰が高い、そんな雰囲気です。
Amazonのレビュー的にはかなりビミョーな感じを受けましたが言うほど悪くない。けど買わなくてもいいかなぁと言うレベル。
スマホで鳴らせるのか気になったので、ひとまずつなぎましたが、やはり電力不足があるのかなりが弱いと感じました。音量でごまかそうとすると聴力障害の警告が出ます。
PC直つなぎ程度の電力はほしいでしょう。
最後にイヤーパッドを外してみました。イヤーパッドは耳を覆う部分とネットの部分が分離しています。
ドライバーの保護プラスチックに「剥がすな」と書かれたシールがあります。
ここのシールを剥がしてはいけないならここになにか貼れば音が変わるかも、ということで中心にセロハンテープを貼ってみました。
高域の刺さりがなくなり若干聞きやすくなったように感じます。
少しこれで様子を見ようと思います。なんせ開放型なんで、これはこれで気持ちいいんですよ、出音以上に。密閉型だと暑いですからね…。
ネタには1台あると良いと思います。
ただ、そのスカスカ感が空間系の音と愛称が良いですね。残像感とかの表現はうまいんでないかと思います。
低域は昔個人的に試したNS-10Mのモジュレーションを聴いている感じ。紙っぽいとでも言うのでしょうか。応答は早いが腰が高い、そんな雰囲気です。
Amazonのレビュー的にはかなりビミョーな感じを受けましたが言うほど悪くない。けど買わなくてもいいかなぁと言うレベル。
スマホで鳴らせるのか気になったので、ひとまずつなぎましたが、やはり電力不足があるのかなりが弱いと感じました。音量でごまかそうとすると聴力障害の警告が出ます。
PC直つなぎ程度の電力はほしいでしょう。
最後にイヤーパッドを外してみました。イヤーパッドは耳を覆う部分とネットの部分が分離しています。
ドライバーの保護プラスチックに「剥がすな」と書かれたシールがあります。
ここのシールを剥がしてはいけないならここになにか貼れば音が変わるかも、ということで中心にセロハンテープを貼ってみました。
高域の刺さりがなくなり若干聞きやすくなったように感じます。
少しこれで様子を見ようと思います。なんせ開放型なんで、これはこれで気持ちいいんですよ、出音以上に。密閉型だと暑いですからね…。
総評
わざわざ買うまでもないと思います。普通にAKGのK240を買うのが間違いないかと!ネタには1台あると良いと思います。
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